「無料ギフトラッピング」のコピーで、ラッピングを無償提供するネットショップも多いですが、いかにラッピング資材のコストを抑えて提供するか、頭を悩ませていると思います。そこで、今回は「無料ギフトラッピング」をやめてしまおう!という提案です。
代わりにスタートするのは「有料ラッピング」
基本的な考え方は「無料ラッピングで貧素なサービスをするくらいだったら、有料で立派なギフトラッピングを提供する」というもの。これには顧客単価がアップするという相乗効果もついてきます。
amazon.co.jp の場合

amazon.co.jp カート内で「ギフト設定」を選択

複数の有料ラッピングが用意されています
ZOZOTOWN の場合

ZOZO TOWNではサイズや資材別に複数の有料ラッピングが用意されています。

有料ギフトラッピングだけでなく、ギフト向けの商品提案導線も
昔から、街の雑貨屋さんで当然のようにお願いしていた「無料ラッピング」ですが、ネットショップでも慣習的に「無料ラッピング」しがち。
結局、もうしわけ程度の簡素なラッピングで、お客さんの満足度を得られないくらいなら、「有料ラッピング」で丁寧なサービスを提供したほうが、お買いものの満足度は高くなると思われます。
一点、注意しておきたいのは「ラッピング」を同梱することで、商品の梱包のサイズが大きくなり、配送費が高くなるようであれば、せっかくの顧客単価アップも水の泡に消えてしまいます。かさばりにくいラッピング資材を用意するか、対象商品を制限するなどの工夫をしたいところです。